行き過ぎた抗議は逆効果〜路上ではなく国会で言い分を話してもらおう〜
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作成日時 : 2008/04/09 16:50
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北京五輪の聖火リレーは”祭り”になってしまっている。
チベット騒乱の抗議をするのではなく、抗議団体の宣伝になってはいないか?FREE TIBETの横断幕を掲げたところで、真実が伝わっていない。かえって、中国人の反チベット意識を煽るだけである。ダライ・ラマのようにきちんと説明するのが一番効果的である。
中国が“聖火防衛隊”をロンドンに出動、パリにも同行へ
ロンドンで6日、抗議デモが行われる中、市内を走る聖火ランナー(手前中央、ロイター)。屈強な警備員が周囲を固めた
【ロンドン=本間圭一】ロンドンで6日始まった北京五輪の聖火リレーは同日夕(日本時間7日未明)、約80人が約50キロをつないで終了した。
中国のチベット政策に反発する人権活動家らの妨害行為が続出したが、中国側は全国から集めた精鋭の警備員を投入し、聖火防衛に躍起となった。
当地の中国メディアなどによると、北京五輪組織委員会は聖火ランナーを守るため、中国全土から国外担当の警備員約30人を選抜。警備員は、1日に40〜50キロ走れるほど高い身体能力を持ち、24時間体制で聖火を守ることが任務という。
青と白の帽子とトレーニングウエア姿の中国人警備員たちはロンドンでは約10人が投入され、ランナーを妨害しようとした活動家らを排除。英国人タレントのコニー・ハクさんが、沿道から飛び出した男にトーチを奪われそうになった際も、いち早く撃退した。聖火リレーの舞台は7日、パリに移るが警備員も同行する見通しだ。
また、沿道では中国人が五輪支持のデモを展開。聖火が通った大英博物館前で、在英チベット団体のデモ隊約1000人が「中国は恥を知れ」などと怒声を上げると、中国人デモ隊約300人は負けじと、「北京五輪」と繰り返した。中部マンチェスターから駆けつけた会社員、郭爾瀚氏(30)は「英国人は反中国の偏向報道に影響されている。沿道で声を張り上げ聖火を守りたい」と語った。
英国内の中国人は30万人前後とされる。関係者によると、西欧諸国の聖火リレーでは妨害が予想されたため、学生組織などの呼びかけで中国人がロンドンに結集。傅瑩駐英中国大使が、聖火リレーでロンドンの中華街を走った際にも、周囲に陣取り、抗議デモをほとんど寄せ付けなかった。
中国の聖火防衛隊も苦肉の策なんでしょうね。聖火は守られても、如何に中国が強権的かを知られてしまった。五輪の光はことのほか強くて、中国の闇の部分を全て白日の下に照らし
ている。
五輪に乗じてチベット問題ばかりがクローズアップされすぎているのも気になる。現実的にチベットを民主化するとどうなる?まして独立なんて不可能である。「FREE TIBET」を叫ぶのならば「FREE CHINA」も言うべきである。中国人民も多くの矛盾を抱えている。チベット人が中国共産党政権に抗議しても、中国人民を攻撃するのはお門違いである。中共は彼らの民意で選出された政権ではないのである。チベット人だけではなく、他のウイグル人など他の少数民族や中国の農民に対しても同じような弾圧は行われているのだ。(中国国内の暴動、争議)
聖火リレーを邪魔すればするほど、中国人が一つにまとまっていく。そしてチベットが人民の鬱積した不満の捌け口にされるだけだ。
4月26日には長野でも聖火リレーが行われるが、くれぐれも礼節を以って抗議してもらいたい。五輪は平和の祭典である。まずは開催国の中国に敬意を払おうではないか!そうすることが、日本の存在感を示し、中国との違いを世界に認知させる良い機会なのである。もちろんチベット問題については、路上での抗議ではなく、堂々と国会に招聘して彼らの言い分を訴えてもらおうではないか。
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東アジア黙示録 2008/04/09 20:05 |