新型インフルエンザに関する対策が異例のスピードで行われている。道路特定財源のあり方などを巡り、自民、民主両党はにらみ合いを続けているが、新型インフルエンザ関連法案については早々と合意し近く成立させる。それでも産経新聞は「プレパンデミック(大流行前)ワクチン」を事前に投与する時期が遅すぎると主張している。米国と比べると、新型インフルエンザに対する認識は極めて甘く、対策も非常に遅れているという情報もある。いったい何が起こっているのか? 厚生労働省では「新しい亜型のインフルエンザによる、動物からヒトへの感染が見られる。ヒトからヒトへの感染伝播はないが、非常にまれに、密接な接触者への感染が見られる」という状態のフェーズ♯3としているが、政府の動きを見ていると、新型インフルエンザ出現・大流行の一歩手前の段階ではないのか? ![]() NHKスペシャル 感染爆発〜パンデミック・フルーの世界が現実味を帯びてきたのかものかもしれない。 新型インフルエンザ対策、国際連携のあり方議論・東京で会議 【主張】事前対応ワクチン 投与早め対象も拡大せよ (産経) 2008.4.21 02:04 新型インフルエンザの発生に備えて蓄えている「プレパンデミック(大流行前)ワクチン」を事前に投与することが、厚生労働省の専門家会議で了承された。 この事前投与については、2月25日付の主張でも「新型の発生を待つまでもない」として、早急に接種の検討を始めるよう強く求めてきた。専門家会議の判断を評価したい。 厚労省は秋から、空港や港の検疫、税関の職員、それに感染症指定医療機関の医師らから希望者を募り、臨床研究として6400人に投与する。ワクチンの安全性については、これまでの臨床試験(治験)でも確認はされている。今回の投与で一層の安全性、有効性が証明されれば、来年度からは医療従事者のほか、社会機能を維持する警察官、国会議員ら1000万人への投与も検討するとしている。 しかし、これでは投与の時期が遅すぎる。中国や東南アジアなどでは、鳥インフルエンザのH5N1ウイルスがすでに鳥から人へと感染して多くの死者を出している。このウイルスが、人から人へ次々と感染する新型インフルエンザウイルスに、いつ変異してもおかしくはない。 備蓄ワクチンは、すでに2000万人分あるのだから、投与の対象を拡大すべきだ。 投与の優先順位についても、対象者を特定するなど具体的に決めておきたい。 そうすることによって、抗インフルエンザウイルス薬や新型インフルエンザの発生後に製造する本格的ワクチンを投与する際にも、順位の決定で役に立つ。 厚労省は、プレパンデミックワクチンを子供120人に投与する臨床試験を今月中に始め、子供への用量などを確認する。こうした子供やお年寄り、病人など健康弱者に対する配慮は忘れてはならない大きな課題である。 専門家会議では、鶏卵を使わずに本格的ワクチンの製造期間を大幅に短縮できる細胞培養と呼ばれる新技術の導入も了承された。日本はこの分野の研究が遅れているだけに、ぜひとも大きな成果を上げてほしい。 H5N1ウイルスの鳥インフルエンザは、いまお隣の韓国でも広がりを見せている。空港や港では、鳥インフルエンザ発生国からの乗客や荷物に対する徹底した水際の注意が必要だ。 いったん感染が拡大すれば日本だけで3200万人が感染し、最悪の場合64万人が死亡するといわれている。感染者の急増によって交通、電力など社会機能すら麻痺するリスクがあるという。それでも、日本では、新型インフルエンザに対する認識があまりに低く、海外の通信社から提供されるニュースソースを再編集したものが提供される程度で、ろくに情報が入って来ないのが現実。その為、一般人の新型インフルエンザに対する認識は非常に低くく、「新しい風邪でしょ」ぐらいの認識。 恐怖心を煽るつもりはないが、新型インフルエンザの大流行は現実的な危機であり、以前のインフルエンザよりも毒性が強く、被害者は桁外れに多くなると言う予測もある。サブプライムや年金問題よりも人間社会への影響が大きいわけだ。 厚生労働省はワクチン事前接種を医療従事者ら6000人に事前に接種する方針を明らかにした。厚労省によると、ワクチンの事前接種に踏み切るのは世界初。まず6000人に臨床研究の形で接種し、有効性、安全性を評価できれば、1000万人の医療従事者らに事前接種を拡大する方針。しかし、この事前接種がどこまで新型インフルエンザに効果があるかは未知数らしい。国が備蓄しているワクチンは、中国やインドネシアで発生している鳥インフルエンザのウイルス(H5N1型)を基に製造したもの。「プレ・パンデミックワクチン」と呼ばれ、原液状態で約2000万人分が備蓄されているが、再来年には、このうち1000万人分のワクチンが有効期限の3年を迎えるという。 この冬に新型インフルエンザが大流行したり、ウイルスの変異でワクチンに効果が無かったりする可能性もあるらしい。事実、「タミフル」は鳥インフルエンザに対してはあまり効果が見られないようである。 朗報が飛び込んできた。国立感染症研究所が次世代型の経鼻粘膜型インフルエンザワクチン(経鼻ワクチン)の開発に成功した。但し2010年からの臨床試験であり、間に合わない可能性もある。北朝鮮の核よりも差し迫った恐怖かもしれない。ウイルスと交渉するのは不可能である。 「我々が出来る新型インフルエンザへの最大の防御策は篭城&マスク」だと、お茶を濁している場合ではない。米国では新型インフルエンザの大流行に備え、米国の国家対応計画がとられている。大流行(パンデミック)対策は防疫というよりも、ウイルスとの戦争と考えられている。テロや核戦争と同じ、国家の危機という位置づけで、どうやって国民を守り国力を維持するかの対策に予算を注ぎ込んでいます。「何があっても米国は生き残る」というのが彼らの意志です。それに従って着々と手を打っているのです。 日本政府も与野党も経済界も救国のために一致協力して早急に対策をとらないと大変なことになりかねない。大流行(パンデミック)は世界全体で同時に起こるので、その時に海外からの援助は期待できず、日本は日本だけで難局を切り抜けねばならない。敗戦、バブルの崩壊、阪神淡路震災が一度に来るくらいのインパクトがあろう。死の恐怖は他のどんなものよりも人間の意識を変える。H5N1のような強毒型ウイルスがパンデミックを起こした場合、人間社会の仕組みを根底から変え、人類史に大きな影響を与える一大事になりうるものだという認識を持った。 北京五輪が新型インフルエンザ大流行のきっかけになるような気がして仕方ない。 新型インフルエンザ対策関連情報 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/ 新型インフルエンザ http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20080212/1006997/ 外務省:鳥及び新型インフルエンザ http://www.google.co.jp/url?sa=t&ct=res&cd=10&url=http%3A%2F%2F210.163.22.165%2Fmofaj%2Fgaiko%2Fkansen%2Finfluenza%2Findex.html&ei=EEENSMHcL4yy6wOgldDxDQ&usg=AFQjCNGxZ8ppQUO131tBgfcDpj0Vd2eing&sig2=EVmgZwtD6EntNd0afpdtZQ 新型インフルエンザはなぜ怖い? http://www.nikkeibp.co.jp/archives/415/415437.html 新型インフルエンザのリアルを語ろう http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/interview/90/index.html パンデミック・フルー 新型インフルエンザ Xデー ハンドブック パンデミック・フルー情報最前線 http://pandemic.seesaa.net/ Yahoo! サイエンス>インフルエンザ http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/influenza/ 第1夜 NHKスペシャルシリーズドラマ「最強ウイルス日本上陸」 「感染爆発〜パンデミック・フルー」 第2夜 NHKスペシャルシリーズ 最強ウイルス 調査報告 新型インフルエンザの恐怖 新型インフルエンザH5N1 (岩波科学ライブラリー 139) 【追加情報】 インフルエンザ薬、国産化・「新型」にも効果期待
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新型インフルエンザ
今朝の新聞の記事で新型インフルエンザについて書いてありました 私達は、数年前から伝えていましたが現実、皆さんは無関心な方ばかりでした 今回、西日本新聞を見た方は、少しは現実に起こるものだと気づいてくれたでしょうか ...続きを見る |
ブログ-US24's BLOG-朱雀専門... 2008/05/04 20:15 |
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