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help リーダーに追加 RSS 日本の対アフリカ外交は工業化支援を軸に〜中国の資源漁りとの差別化を〜

<<   作成日時 : 2008/05/14 17:17   >>

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画像画像画像5月末に横浜でアフリカ開発会議(TICAD)が開催される。今回はサミット議長国としてTICADを成功させ、彼らの支援を以って、環境問題でリーダーシップを発揮したいところだ。

アフリカに対しては、欧米ばかりか中国、インドも資源確保を狙って熱い視線を注いでいる。日本はかつては世界一のODA大国として、”手が汚れていない”先進国として、アフリカ諸国との友好関係は確固としたものがあった。ところが財政難でODAは削減され、日本からの支援は中国に集中するようになった。

 ■日本主導の支援姿勢アピール/国連機関、世銀などと共催

 政府は今年5月にアフリカ地域の発展を議論する第4回アフリカ開発会議(TICAD)を横浜市で開催します。7月に北海道で開かれる洞爺湖サミット(主要国首脳会議)議長国としてTICADを成功させ、サミットでもアフリカ支援のリーダーシップを発揮することを目指しています。
                   ◇
 TICADは日本が主体となって国連機関や世界銀行などと共催する国際会議で、アフリカ開発をテーマにしています。英語名は「Tokyo International Conference on African Development」です。

 第1回は東京で1993年に開かれました。5年ごとに開催され、今年は第4回となります。第1回では、民間部門の活動を通じた経済開発などをうたった東京宣言を採択しました。
 外交筋によると、TICAD開催は冷戦終結後に世界の関心が薄れていたアフリカに対し、日本の支援姿勢を打ち出すことで同地域との友好関係を強化することが主眼だったそうです。一方、現在は原油や希少金属(レアメタル)などの地下資源や、未発達の新たな市場として世界から高い注目を集めています。
                   ◇
 急成長を続ける中国の政府は、エネルギー資源を爆食する人口13億の巨大市場にエネルギーを安定供給するため胡錦濤国家主席や温家宝首相らがアフリカを訪問しトップ外交を展開し大規模な資金援助で資源獲得や友好国としての関係確立を図っています。

 中国は06年に首都の北京でアフリカ48カ国を招待して首脳会議を開きました。同会議では約40カ国から大統領や首相が参加し、対アフリカ外交を強化する中国の存在感を世界に示しました。日本政府は中国に見劣りしないようにアフリカ各国に首脳の出席を呼びかけています。

 日本は第4回TICADの重要テーマに「成長の加速化」「人間の安全保障の確立」「環境・気候変動問題への対処」を掲げています。
 日本は貧困削減につながる経済成長を支援するため政府開発援助(ODA)で得意分野としている道路などのインフラ整備を強化しています。
 また、環境問題でも福田康夫首相がダボス会議で表明した100億ドル規模の資金メカニズムを活用してアフリカの環境への取り組みを後押しする方針です。

 日本がTICADでアフリカ支援のリーダーシップを発揮しサミットでも主導的な役割を果たせるかどうか。各国が注目しています。(坂本一之)


<アフリカ開発会議>福田首相42カ国首脳と会談へ 
5月11日2時31分配信 毎日新聞

 福田康夫首相は第4回アフリカ開発会議で、出席するすべてのアフリカ首脳と個別に会談する。同会議に首脳(国王、大統領、首相)が出席を予定しているのは10日時点で42カ国。5年前の前回会議で23人と会談した小泉純一郎首相(当時)を大幅に上回る。外務省は「短期間でこれだけ多くの首脳会談を行うのは世界にも例がないのでは」と話す。
 政府内には「多忙な福田首相が全首脳と会談するのは時間的に難しい」との声もあったが、日本の支援を期待するアフリカの首脳たちの間には会談を望む声が強く、外務省が首相側に打診したところ全首脳との会談が了承されたという。
 TICADへのアフリカ首脳の出席は、第1回の93年は5人だったが第2回(98年)は15人、第3回(03年)は23人と増えている。今回は南アフリカのムベキ大統領、アフリカ連合(AU)議長のガーナのクフォー大統領らが来日する。
 会談は1人15分の予定だが、TICAD開催期間(28〜30日)では時間が足りず、首相は26日から30日までの5日間を会談に充てる方向だ

<アフリカ開発会議>支援額の確定難航 支持拡大に暗雲
5月11日2時31分配信 毎日新聞

 10日全容が明らかになった第4回アフリカ開発会議(TICAD4)の横浜宣言は、アフリカ諸国が日本政府の地球温暖化対策を支持することが中心。日本を支持することで一層の援助を引き出したいアフリカ側と、アフリカの声を背に7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)で温暖化問題の議論を主導したい日本の思惑が一致したものだ。しかし肝心のアフリカ支援の拠出金については、政府内でまだ意見がまとまっておらず、アフリカ支援強化が「掛け声倒れ」に終わる恐れも出ている。

 TICADは93年、アフリカ開発の方法論を話し合う政策会合として始まった。日本は03年の第3回会議で、小泉純一郎首相(当時)が「5年間で10億ドルの無償資金協力」を表明したが、アフリカ側の評価は必ずしも高くなかった。
 アフリカには他の諸国からも熱い視線が注がれていることがその理由だ。中国やインドは近年、資源確保を狙ってアフリカに急接近している。TICADに似たアフリカとの共同開発会議を開き、インフラ建設など巨額の具体的援助案件を表明している。欧米諸国もアフリカ支援額を増やしており、政府開発援助(ODA)が縮小傾向にある日本の影は薄くなりつつある。

 危機感を強めた外務省は、TICAD4に合わせて巨額の新規支援額を提示できないか模索してきた。しかし財務省は「財源不足」を理由に、開催まで3週間を切った現在も資金の拠出に難色を示している。TICADで福田康夫首相が拠出額を表明できる見通しは立っていない。

 気候変動問題での「日本支持」と引き換えに巨額の資金援助を待つアフリカ側の期待が裏切られれば、サミットで「アフリカの支持」をテコに温暖化問題で踏み込んだ対応を米国などに求めようとする日本の狙いも、同様に空振りに終わりかねない。【白戸圭一】


アフリカへの援助合戦の裏には資源の確保があるのは明らかである。列強が資源獲得のため様々な手を使ってアフリカ諸国を篭絡しようとしているのは前世紀と変わらない。なかでも、中国はあくまで貪欲に資源の確保のためあからさまに権益確保に走っている。資源の確保が中国の経済成長、漢民族の生き残りの鍵を握っているからだ。
中国は先進国のように人権問題など政治的なことを煩く言わず、安価な製品や武器と労働力を持ち込んで来るのでアフリカの政府当局にはおおむね歓迎されている、特に、日本の上品な援助と比べると、対照的でさえある。

アフリカ人の生活向上のための支援と言う観点から見れば、日本の援助の方が継続的に効果が得られることは異論の余地は無かろう。だが、非民主国家の多いアフリカ諸国に対しては、このような施策はなかなか理解されない。中国のようにヒト、カネ、武器で政府高官を篭絡するやり方のほうがうまくいくのだろう。もちろん民主主義国である日本は中国のような”汚い”手は使えない。日本はますます中国に差をつけられるだけだ。

さてどうするか?

アフリカ諸国はグローバル化が進展する中で、情報技術(IT)や通信技術の発展から学び、世界的な技術革命の成果を自国の国情に合わせて、持続可能な発展、社会進歩の促進、貧困撲滅などの戦略的目標を効果的に組み合わせていく必要がある。アフリカの資源を工業製品に変え、工業製品の付加価値の総体的水準を高めていかなくては、 アフリカ経済は自立しない。資源を切り売りして、代金を武器の購入に当てるのでは未来永劫 政治的、経済的な独立はない。この点をアフリカ人も十二分に理解しなくてはいけない。アフリカは人類誕生の地であり、アフリカの発展なくして人類の発展もないのだ。

日本はNIES、東南アジアへ行ったような技術移転を核にした支援を図り、資源の多少に関わらずに日本の友好国つくりに努めるしかないように思う。アフリカの工業化を支援する”ミニ日本的な国づくり”が成功すれば、やがて近隣諸国もそれに関心を示し、これを足がかりに、日本の協力の経験がアフリカ諸国にも共有され、活かされていくことが期待される。これはアジアの雁行発展に倣うものなのだが、アフリカ諸国はどのように考えているのだろうか?


【世界が注目するアフリカの将来性】
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/129/

画像























【正論】渡辺利夫 国益を毀損するODA削減
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/144130/TrackBack/

「元気なアフリカを目指して”希望と機会の大陸”〜TICAD IV」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/pub/pamph/ticad4.html

ゾマホン・ルフィンの公式ウェブサイト
http://www.zomahoun.com/

日本と中国の資源外交、“風林火山”
資源確保に奔走する胡錦涛国家主席と温家宝首相.
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080509/155899/

ジェフリー・サックス教授(コロンビア大学)等の見解
http://www.grips.ac.jp/forum/2002/j_sachs.htm

数字でみる日本の対アフリカ協力
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/africa/africa_pamph/oda/index.html



中国人の言動はアフリカ人にも嫌われている???





アフリカ問題は多様で矛盾が多く根が深いので、開設しているサイトがあれば紹介してください。



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